塩糀、おいしく使っていますか?

色々な「塩糀」が店頭に並ぶようになりました。活用している人にとっては本当に使い勝手のよい万能調味料ですが、何となく使っていてはもったいない!
そこで、塩糀ブームの火付け役 こうじ屋ウーマンが、今、本当にお伝えしたい塩糀の魅力や料理レシピをご紹介します。

そもそも塩糀って何?

簡単に言うと、糀と塩と水を混ぜて発酵熟成させたもの。メインは塩味ですが、発酵によって旨みや甘みが加わるため、食塩とみりんを加えたような調味効果が得られ、 塩分や糖分の摂取を抑えられるという嬉しい健康効果も期待できます。下味付けから調味まで幅広く使えますので、基本の糀調味料として常備しておくととても重宝します。

どう使えばいいの?

むずかしく考えないで、塩の代わりに使ってみましょう!調理する場合は、食材の重量の10%の塩糀を基本に使ってください。その他の調味料をいろいろ使わなくても、おいしいお料理が完成します。食材に混ぜ込むほか、煮る・焼く・蒸す・揚げる・あえるなど使い方は無限大。ほどよい塩味と糀の持つ三大消化酵素の作用も加わって料理がぐんと美味しくなります。

知っておきたい使い方のルール

「本当に減塩になるの?」と感じたことはありませんか。実は、市販の塩糀の塩分は様々です。糀屋本店の塩糀は、糀3・塩1・水4の黄金律で作っていますので、塩分はすべて12.5%です。料理には主材料の10%の塩糀を使いますので、塩分は約1.25%で私たちの血液中の塩分濃度とほぼ同じ。だから、おいしく感じるのです。ちなみに、塩糀大さじ1(20g)の塩分は小さじ1/2(約2.5g)で、一般的な塩の量に置き換えると約1/8程度になります。

塩小さじ2/1塩糀大さじ1