6月28日(木)の大分合同新聞夕刊「灯」にて
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。
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「大分メードの食育推進全国大会終了」
24,25の両日に開かれた食育推進全国大会は大盛況のうちに幕を閉じた。初日は雨、2日目は炎天下にもかかわらず、国内外からJR大分駅、JCOMホルトホール大分周辺のブースにお見えになった皆さまに厚くお礼を申し上げたい。企画から準備、出店の段取りから当日まで、休む暇なく動き続けたスタッフの皆さまにも感謝。
私たちの発酵麹ラボのブースでは2日間、計6人の講師(三和酒類、学習院女子大学、糀屋本店)が1時間置きに発酵の素晴らしさを熱く語り、好評だった。両日合わせて2千人分の甘酒「一夜恋」と糀入り塩ペッパーの試供品は、初日も2日目も飛ぶような人気で、お昼過ぎにはなくなった。
会場では3万3千人以上の人が行き交い、出会いの喜びや交流するワクワク感を思う存分楽しまれたことだろう。台湾の視察団、APUの学生さんら国際色も豊か。毎年参加される台湾の旅行団の方が「前年とは全然雰囲気が違う。大企業だけでなく、地元の出店も見応えがあった。」と喜ばれていたそうだ。大分メードの食育推進全国大会にしたいと願っていた私たちには、何よりの褒め言葉だ。
大友宗麟公の時代、南蛮貿易の始まった頃も同じにぎわいだったのではないか。時代を超えて、その渦の中で人々と会話している自分の映像が幾度も脳裏に浮かんだ。
(こうじ屋ウーマン・佐伯市)