8月24日(月)の大分合同新聞「灯」にて、
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。
「出ていけない、出ていかない」と題して、日々の暮らしについて綴っています。
記事の中で登場する こうじ屋ウーマンの「ぬかの即席漬け」レシピはこちら≫
まかないでも副菜によく登場します。これがおいしいんですよ~。
主婦スタッフたちは、このレシピで自家製ぬか漬けを作っています^^
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自由な毎日を暮らしていると、ささいな不都合がとても大きく感じ、束縛されると文句が出るが、同じことを自主的に行うと自由を感じ、苦痛ではない。そんな心の不思議を感じる日々が続いている。
忙しい日の夕食は外食が常だが、最近はそれも気後れがして、「家にあるもので食べようか」と提案することが増えた。
冷蔵庫を見渡してみると食材はいろいろある。豆腐、キュウリ、トマト、納豆などなど。豆腐はネギの細切りとショウガのすりおろしで冷ややっこ、きゅうりはぬかの即席漬け。トマトは切って塩こうじとオリーブオイルをかけてイタリアン風に。「うちらキリギリスやスズムシが顔負けするぐらい野菜を食べるよな」と笑い合う。
それに加えて、そうめん、冷やしうどん、冷やし中華など、買い置きの乾麺をゆでていただく。油ものはほとんどないので片付けは簡単。2人で力を合わせてやれば、あっという間に終わる。
時々スーパーで半額のおすしを見つけたりすると、心が躍り、見逃さない。家での食事は、外へ出て行く時間と、お金の両方を節約できることに気付き、目からうろこが落ちた気分。
自分たちだけでなく周りの人のためにも「ステイホーム」のコロナの束縛も、知恵を出し合えば、なんとか乗り越えられそうだ。しかし、女性にとっては上げ膳、下げ膳の外食が何よりのごちそうだと改めて知るこの頃だ。
(こうじ屋ウーマン・佐伯市)