大分合同新聞 灯にて綴ってくださいました

こうじ屋ウーマン妙峰が小学生のときに担任の先生だった書道の牧先生が、「大分合同新聞“灯”」にて、糀屋本店のことを綴ってくださいました。ちょっと照れるくらいの褒め言葉、ありがとうございます。今後ともご期待に添えるよう精進してまいります。

「拝啓『糀屋本店』様   牧 泰濤」

 7月、ずっと気になっていた糀屋本店を訪ねた。浅利妙峰(本名直美)さんが小学校5年生の時の家庭訪問以来である。間口のガラス戸、太く力強い筆字の刻字看板も53年前のままで創業元禄2年の老舗の風格が漂っていた。
 「浅い利益で営業することを真の願いとする主人です」と紹介された浅利真願氏とは不動尊のご縁だとか。今や世界のこうじ屋ウーマンとなった妙峰社長を陰で支える名プロデューサーとお見受けした。長男定栄氏は糀の力を求めて世界を旅し、その経験と研究を世に広めている。NHK「きょうの料理」(8月)にも出演するこうじ料理研究家で東京を中心に活躍している。日本の食文化の原点ともいうべき糀の力を信じ9代にわたり永続してきた糀屋本店は今や世界的ブランドとなった。
 古物はダサク新品がナウイとする安易な風潮嗜好が強い世だが、食品名や社名も片仮名や横文字がいいとは限らない。糀屋本店!なんだか花のお江戸は日本橋かいわいの大店の雰囲気がしませんか。
 300年以上も続く糀屋は店頭応接、電話応対もそつなく店員のしつけも行き届き好感度抜群。これからも末永い歴史を紡ぐに相違ない。「後生畏る可し」と論語にあるが、出会った子どもたちの成功ほどうれしいことはない。妙峰もさりながら本名のごとく「どこまでも直く美しい」彼女が守る糀屋本店の隆昌を祈念してやまない。