大分合同新聞 灯にて掲載 4月16日(月)

4月16日(月)の大分合同新聞夕刊「灯」にて
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

―――――――――― ――――――――――

「英語を学ぶから英語で学ぶへ」

ガールスカウトの支援団体「オレブベーデンポウエルソサエティ」の会(4月中旬、東京)に参加した。40年ぶりに制服を着用して、初めて袖を通した時を思い出す。独身だった頃に比べてサイズが3段階もアップしていたのはショック。しかし、スカウトとして活動する少女たちを支える大人として、世界中の仲間と関われる幸せを与えていただけたことに感謝している。

ガールスカウト運動とは、少女と若い女性を三つのHを持つ市民に育てることを目的としている。すなわち「心身ともに健康」(Health)で、「人に役立つこと」(Helpfulness)に「幸せ(Happiness)を感じることができる」市民にーである。スカウティングの創始者ベーデン・ポウエル(英国人、1857~1941年)はそう言われる。

私が英語を上手に話せるようになりたいと願ったのは、国際的なプログラムに参加した外国のスカウトと上手にコミュニケーションをしたいという思いからだった。英語はキャンプ生活をする中で、喜びや楽しさを共有するためになくてはならない必要な道具の一つだったのだ。

大学入試の英語も「英語を学ぶから英語で学ぶ」システムに変わると聞いている。価値観の共有や自分の器を広げるための英語が、日本人にとって世界へ向かう原動力となると信じる。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)