大分合同新聞 灯にて掲載 1月31日(月)

2022年1月31日(月)大分合同新聞「灯」にて『体が喜ぶ晩柑類』と題した こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。写真付きレシピはコチラ↓↓↓

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 年明けから4月ごろまで出回るかんきつの種類を晩柑類といい、私の好物はザボンの仲間、文旦、パール柑、晩白柚、河内晩柑、鬼柚子などだ。晩柑類はビタミンの宝庫といわれ、中くらいのもの一つで1日に必要なビタミンCを摂取できる。風邪、インフルエンザや寒さにも負けず、体調を整えてくれる。
 また、カリウムも豊富で、これはデトックス効果があり、ナトリウムの排せつを促し、高血圧予防にも役立つ。皮にはさんしょうと同じく、舌にしびれを感じさせる辛み成分サンショオールも含んでいる。春先には苦みや酸味も欲しくなるのは、体が季節の変わり目を感じ取り、余計なものを排出してスッキリと目覚めたいというサイン。冬の終わりから春先に向けて晩柑類を堪能したい。
 別府名物のザボン漬けに倣って、晩白柚の皮を蜂蜜に漬けてみた。皮は薄切りにして、たっぷりの蜂蜜に少量の塩こうじを加え、火は通さない。そのため、ビタミンやミネラル、おまけにこうじの酵素も取れて、手間もかからず簡単でおいしくなる。お湯割り、ヨーグルトやアイスクリームに添えてもおいしい。
☆晩柑類の皮で生ジャム☆
材料 晩柑類の皮100㌘、蜂蜜200㌘、塩こうじ20㌘、晩柑類の搾り汁100㌘
 ①皮を薄く切り、塩こうじを加え、なじませる。
 ②①と蜂蜜、晩白柚の搾り汁(カボスやレモンでもOK)を合わせ、よく混ぜたら出来上がり。
    (こうじ屋ウーマン・佐伯市)