大分合同新聞 灯にて掲載 7月4日(月)

2022年7月4日(月)大分合同新聞「灯」にて『暑い夏は水出し緑茶』と題した こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

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早々と梅雨明け宣言が出た。今からこの暑さでは、真夏が思いやられる。

暑さ対策はカテキンが豊富にとれる水出し冷茶がお薦め。カテキンはポリフェノールの一種で、緑茶に含まれるカテキンは主に、①エピガロカテキンガレート(EGCG) ②エピガロカテキン(EGC) ③エピカテキンガレート(ECG) ④エピカテキン(EC) の4種類。EGCGが全体の50~60%を占め、次いで多いのがEGC。

EGCGは、炎症やアレルギーの抑制効果があり、EGCは、マクロファージを活性化させ、免疫力を高める。この他にもカテキンには抗菌・殺菌作用やコレステロール低下作用、虫歯・口臭予防、肥満予防などの効果があるという。水出しすると苦みも減り、カフェインも少なくなるので、子どもやお年寄りにも安心。ビタミンCも豊富。水出しした後の茶葉も残らず頂きたい。

《作り方》

冷水ポットに茶葉15㌘(ティースプーン5杯)を入れ、水1㍑を注ぐ。茶葉はティーバッグに詰めるか、茶こしが付いていればそのままで可。こうじの粉末を加えれば、おいしさアップ。冷蔵庫で数時間冷やせば出来上がり。

作った水出し茶は1日で飲みきるように。茶葉は2煎、3煎と使える。暑い夏を乗り切る一助に、お試しあれ。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)