大分合同新聞「灯」にて掲載 6/7(金)

6月7日(金)の大分合同新聞「灯」に妙峰の寄稿文が掲載されました。

今回のテーマは「守・破・離」

何事を為すにも良き師との出会い、その下での修養鍛錬、そして自立独立の歩みを経る必要があるということ。大志を抱く若い方たちへの期待と活躍への祈りをこめた一筆です。ぜひお読みください。

今の若者はつまらん、根性がないといわれるが、久しぶりに一生懸命に生きる若者に出会った。昔読んだ本の中に書いてあった守破離のルールを身に着け、大きく伸びようとする姿に感銘した。
精いっぱい、もうこれ以上はできない、意識がもうろうとする中でも仕事を続ける。われを忘れるこの瞬間にこそ、自分の内に眠る力が引き出される。何事でも名人の境地を目指し、技を磨く段階で求められる法則だ。
守:手本を忠実に守り基本を身につける。黙々と師を目標に努力する。不平、不満、不足の入り込む余地はない。
破:基本が身に着くと、工夫が生まれる。より発展させ、効率を良くする工夫が生まれる。
離:師を越えて、自分なりのやり方を生み出し、大宇宙の真理に目覚める。
悟りは百人百様だが、自分の力のみで辿りつくには困難。よき師と巡り合い、師のたどった道をひたすら歩く。向上心を持って進み、高く目標を掲げ精進努力する。退屈に思える繰り返しの日々の中で魂は磨かれ、輝いてくる。他の誰でもない、自分にしか歩けない道、命が赤々と燃える道が見えてくる。
この若者が、守り、破り、離れ、自分を活かす方法を身につけて、周囲を明るく照らす場所にたどり着くまで、温かく見守りたい。