大分合同新聞 灯にて掲載 10月11日(水)

10月11日(水)の大分合同新聞夕刊「灯」にて
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

「和顔愛語で心を開くご挨拶」

台湾では鼎泰豊というレストランにお客様が押し掛ける。料理がおいしいのはもちろんだが、ここの人気は容姿端麗な店員の爽やかな笑顔の対応だ。教育係がスチュワーデス並みの言葉遣いと笑顔の対応を鍛え上げると聞いた。

以前台北を訪れた時にその店に並び、テーブルの周りを見渡すと、どなたも満足げに料理に舌鼓を打つ笑顔、笑顔、笑顔であふれていた。サービスが他店との違いを打ち立て、集客する手段になっているのはいささか気になるが、ここまでの徹底ぶりには脱帽だ。

あいさつ(挨拶)の「あい」には、心を開くという意味、「さつ」には、その心に近づくという意味がある。自分の心を開き、自分から相手の心に近づいていこうとする能動的な行為。良い人間関係をスタートさせるための大事な第一歩でもある。

相手の目を見て、明るく、元気よく、心を込めてするのが挨拶の基本、相手の心に届かない挨拶は「あいさつ」ではないと、幼いころからたたき込まれたことを思い出す。この年になって痛感するのは、挨拶の仕方によって、自分や会社が評価され、お客さまの第一印象にも大きな影響を与えることだ。たかが挨拶されど挨拶、侮れない。

なした行為が巡りて、自分の元に戻ってくる。何事もわが心次第かとあらためて感じ入る秋の夜長。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)