大分合同新聞 灯にて掲載 2月05日(月)

2月05日(月)の大分合同新聞夕刊「灯」にて
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

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「塩糀で瞬間古漬け大根レシピ」

塩辛くて、少し酢っぱい古漬け大根が大好きな私。スーパーに並ぶ漬物の見た目や値段で買い求めてもなかなか期待した味に巡り合えず、落胆するばかり。どうにかして、短時間で簡単に再現できないか考え続け、ついにその味にたどり着いた。

材料もシンプル。割り干し大根40㌘(戻して120㌘)、塩糀24㌘(材料の20%)、薄口しょうゆ12㌘(材料の10%)。①割り干し大根を50度のお湯に漬けて戻し、軽く絞る。②材料の20%の塩糀と10%の薄口しょうゆを合わせて漬け汁を作る。③軽く絞った割り干し大根を②の漬け汁に漬け込むー。以上で出来上がり。

混ぜてすぐに味見をしても、限りなく古漬けの味に近づいている。幸か不幸か、あのプッと臭い古漬け独特のにおいはない。塩糀を使った瞬間古漬け大根レシピ、作り置きはせず、食べる分だけ作っては食べ、なくなればまた作る手軽さを楽しんで欲しい。

漬物の古漬けが大好きな人たちに味見をしてもらうと、「簡単なのにおいし過ぎ」と高評価。私の目指す、各家庭の台所でサッとできて、グッとおいしい料理の一つにランクインすること間違いなし。しかも食物繊維、ビタミンB1、葉酸、パントテン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などを豊富に含む。歯応えは抜群のお漬物、ぜひ食べる幸せに漬かってほしい。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)