大分合同新聞「灯」にて掲載 2/4(火)

2014年2月4日(火)大分合同新聞 「灯」 夕刊

2月4日(火)の大分合同新聞「灯」にて掲載されました。

欧州遠征中のこと…「パリの空を仰いで」と題したコラムです。

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1月23日から29日までパリで行われた「クールジャパン ワールド トライアル事業フランス」で、大分県産品コーナーに糀屋本店も参加させていただいた。。
「J’aime le Japon愛すべき日本」をテーマに地域発、クール ジャパンの芽(地域商品、コンテンツ、ものづくり、観光など)を発信するこの事業は、ガストロノミー(美食家)分野を中心に日仏で幅広く活躍するアラン デュカス氏が目利き役。私たちより早くパリ入りをした長男の定栄は、フランス料理界だけでなく同国内外の著名な方々とお会いし、こうじの可能性を伝え、これからの活動の原動力を頂いたようだ。
今回は滞在日数が長いのでアパート形式のホテルを予約した。大きなドアを開けるとおしゃれなタイルを敷き詰めた玄関。狭いながらもキッチン付きの部屋。早速、近くのスーパーでニンジン、カブ、ジャガイモ、玉ネギなどの根菜類とセロリ、ポロネギを調達。立派な県産乾シイタケでだしを取って和風スープを作り、カリッと焼いたフランスパン、西洋ナシ(ラ・フランス) 、まだ青くて硬い甘酸っぱいリンゴなどと一緒にいただいた。味付けはこうじと塩だけだが、素材のうま味を引き出し、料理上手になった気分にさせてくれるこうじの存在は、いつもながらありがたい。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)