大分合同新聞 灯にて掲載 2月16日(金)

2024年2月16日(金)大分合同新聞「灯」にて『皆で肩を組み輪になって』と題した こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

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 4回生から74回生までが一堂に集った福岡佐伯鶴城同窓会。小西淳二会長は、「時期は違えど、かつて同じ学びやで勉学に励み、50㍍プールで泳ぎ、体育館や運動場を走り回ったあの記憶や、愛校心を共有し、明日からの生きるエネルギーに変えてほしい」とごあいさつ。その後、私はこうじのお話をさせていただいた。

 新旧の同級生と佐伯の町の今昔や、共通の思い出を語り合う。もつれた記憶の糸がゆっくりと解け始め、次々とあの頃の記憶が鮮やかによみがえってうれしさ倍増。

 閉会の言葉は箱崎公彦副会長、そして、博多手一本。「よーぉシャンシャン、まひとつシャンシャン、祝うて三度シャンシャンシャン。これでおしまい、あとくされなし」で、拍手喝采。

 最後は、皆で肩を組み、輪になって校歌斉唱。佐伯中学のものを受け継いでいる鶴城の校歌、男性陣の渋い声の2拍手が会場に響き渡る。皆の熱き思いが重なり、魂が揺れ、心地よさに酔いしれる。肩を組んだ、関東佐伯鶴城同窓会江藤洋一会長の低い声にも聞きほれた。

 2020年2月の第1回の後、コロナ禍で2回目の開催はこの日まで延期されていた。小西会長と箱崎副会長は、「幹事が皆、一生懸命なんよ。ボランティアなのに気持ちよく動いてくれて、本当にありがたい」と、感謝を口にする。この日のために準備を重ねてきた、幹事の方々に感謝し、名残り惜しさに後ろ髪を引かれながら、会場を後にした。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)