大分合同新聞 灯にて掲載 5月30日(水)

5月30日(水)の大分合同新聞夕刊「灯」にて
こうじ屋ウーマン 浅利妙峰のコラムが掲載されました。

「食育推進会議 in おおいた」

6月23,24の両日、食育推進全国大会が大分市のJR大分駅、JCOMホルトホール大分を中心に開催される。わが糀屋本店も「発酵 麹ラボ~触れて 比べて『こうじ』を学ぼう」をテーマに掲げて参加する。

「食育」はマクロビオティックで知られる桜沢如一の師、石塚左玄が著した化学的食養長寿論、通俗食物養生論「体育 智育 才育はすなわち食育なり」と造語された。1903(明治36)年には報知新聞編集長、村井弦斎が連載した人気小説「食道楽」で「食育」の言葉を用いた。

そこには「智育、体育、徳育の三つは蛋白質と脂肪と澱粉のように程や加減を図って配合しなければならん。しかし先ず智育よりも体育よりも一番大切な食育のことを研究しないのは迂闊の至りだ。(中略)体育の根源も食物にあるし、智育の根源も食物にある。してみると体育よりも智育よりも食物が大切ではないか」と書いてある。今や誰でも耳にする「食育」ではあるが、これほど深い意味が込められていたとは知らなかった。

糀は蛋白質と脂肪と澱粉を分解する三大消化酵素を持ち、この酵素の力がおいしさ、うまさ、そしてエネルギーに変えてくれる。智育、体育、徳育を支え、育てる三大要素と糀のコラボ、偶然とは思えないこの出合いに感謝し、来る食育推進大会で糀の素晴らしさを多くの方に伝えるぞー。

(こうじ屋ウーマン・佐伯市)