9月30日(日) 「糀のチカラ」~伝統の糀をわかりやすくひも解くセミナー~ ※終了しました

講演レポート

伝統の糀をわかりやすくひも解くセミナー
2012年9月30日(日)14:00-15:30(13:30受付開始)
東京・渋谷 長井記念ホールにて

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げていただいてから、はじめての講演会となった「糀のチカラ・伝統の糀をわかりやすくひも解くセミナー」。
今回は、学術的な視点も含めながら、みなさまのお声にひとつひとつ丁寧にお答えしていけるよう企画致しました。
当日は、台風の影響も心配されましたが、遠方からもたくさんの方にお越し頂けました。

こうじ屋ウーマン、浅利妙峰が行うセミナーでは、全員で、「ふるさと」を合唱することからスタートします。みなで歌い始めると不思議なくらい、会場の雰囲気がやわらかくなり、優しい気持ちにしてくれます。

合唱終了後のスライドを使用したプレゼンテーションは、320年以上続く糀屋の女将の観点から、糀の歴史や日本の食文化、米糀のつくり方、糀の活かし方など、写真を交えながら話しました。

 

続いて、塩糀のつくり方と、こうじ納豆のつくり方を伝授。

そして最後に、国内はもちろん、海外の方にも、糀の文化を伝えていきたいと積極的に活動している様子を見て頂きました。
この夏に行ったニューヨークとロサンゼルスでのワークショップ、また浅利家の長男が住むパラグアイで行ったワークショップなどを映像を交えてご紹介しました。

本講演後も、10月はドイツ、ベルギーを廻り、こうじ屋ウーマン、浅利妙峰の糀普及の旅は続いています。

 

■内容

誰もが一度は耳にしたことがあるほどの一大ブームとなった、天然の旨味調味料「塩糀」。
スーパーマーケットでも様々な商品を見かけるようになりました。
一方で、「上手に使いこなすことができず、冷蔵庫の肥やしになっている」、「使い方にバリエーションが少ない」、「商品の違いがわからない」という方も少なくはないようです。

そもそも「麹・糀」は、日本古来の発酵菌であり、醤油や味噌、酢といった日本に伝わる発酵調味料のほとんどの原料で、学術的にもその効能が証明されています。
しかしながら、現代では麹・糀屋も少なくなり、2006年には国菌に認定され、大切な日本の食文化を保護していく動きにつながっています。

そこで今回は、大分県佐伯市で320年以上続く『糀屋本店』の女将であり、糀の伝道師として、日本の伝統食文化を国内のみならず世界に伝える活動を続ける“こうじ屋ウーマン”こと浅利妙峰さんに、なぜ糀が食材を美味しくし、身体にもいいのかなど、学術的なポイントを交えながら、糀を簡単に毎日の料理に活かすコツをお伝えします。

 

 

■イベント詳細

日 程: 9月30日(日) 14:00~15:30(13:30受付開始)
場 所: 長井記念ホール(東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館B2F)
参加費: 3,000円【税込】(事前振込/お土産付)

主催   株式会社スティルウォーター
企画協力 有限会社糀屋本店

 

■お申込み方法

終了しました