■糀屋本店「ありがとう333周年」宣言■

こうじ屋ウーマンがずっと大切にしている思い

2012年から「糀で世界中の人をお腹の中から元気に幸せにしたい」というメッセージを発信し始めました。この思いは、こうじ屋ウーマンの著書「母になるとき読む本」の後書きにもつながっています。「私の考え方の根っこにあるのは、争いや武力ではなく、心の豊かさこそが世界を平和に導くという思いです。美味しいものを食べて腹を立てる人はいません。だからこそ、食卓を囲む笑顔とともに世界平和を導きたい。その先端に糀があってほしいと願っています」。糀屋本店のセミナールームには、小学校の恩師で書家の牧泰濤先生が書いてくださった原文が飾られています。

「糀」という旗を振り続けて15年

「糀の神様から踊らされているのかも」と笑うこうじ屋ウーマン。江戸時代の文献から塩麹漬けを見出し、調味料としての配合を整え、塩糀を発売したのが2007年。塩の代わりに食材の重さの10%の塩糀を使えば、魚でも肉でも野菜でも、あっという間に旨みが増し、減塩にもつながります。世界中で使われている塩だからこそ、塩糀が国境を越えておなかの中から元気に幸せにできると信じて走り続けています。

「エンザイム」を知り、「糀」のパワーを確信

2012年からスタートした海外での講演活動。最初に訪れたアメリカで、初めて「エンザイム(酵素)」と出会いました。やがて、糀には炭水化物・たんぱく質・脂質を分解する三大消化酵素があり、糀を使った料理を食べれば事前消化が可能になることを文献などから学びました。アメリカでは、胃腸が弱い人は、食事の前に酵素のサプリメントを処方してもらうのが当たり前。ということは、糀を使えばわざわざサプリメントとしてのエンザイムを飲まなくてもいいのではと考えました。

海外向けに糀のパウダーを開発

海外には生の糀を持参していましたが、取り扱いが大変でした。そこで、現地の皆さんの熱い思いもあり、持ち運びに便利で日持ちの良い「キスケ糀パワー」を2013年に発売しました。糀を独自の低温乾燥法で微粉末化することで、生の糀と同じ働きを実現。当初はなかなか売れませんでしたが、振りかけるだけで酵素が摂れる手軽さがお客様の口コミでみるみるうちに広がり、人気商品となりました。

ついに10年越しの夢が叶いました

SNSアプリ「クラブハウス」では、海外在住の7名の海外なでしこと「糀で世界平和」を目指して盛り上がっていますが、私たちの悲願とも言える海外進出の扉はなかなか開かれませんでした。そんな中、ついにアメリカ全土へ「キスケ糀パワープレーン」と「キスケ糀パワー塩ペッパー」をAmazonUSで販売できるようになりました。「酵素はサプリメントで補う」というアメリカの常識を覆す挑戦が既に始まっています。皆様にも応援していただけると幸いです。

糀の素晴らしさを、世界へ

「キスケ糀パワー」のマークは、丸い地球と海と無限を表しています。真ん中にある糀が、縁を結び、地球を結び、無限に支えていく…そんな思いが込められています。おかげさまで創業333周年、これからも糀の無限の可能性を広く、深く、美味しくお伝えしてまいります。